こんにちは、現在偏差値40点以下の高校受験生向け「原田式英語コーチング」の原田です。
あなたは、こんなことで悩んでいませんか。
受験中で子どものことを心配しているのに、親のコトバが伝わらない。
子どもがどうしたいのか、どうしてほしいのかサッパリわからない。
この記事では、そんなお困りな方に、ちょっとしたヒントをご紹介します。
ぜひ参考にされてくださいね。
子どもに求めているものを、あなたは率先してやっていますか?
「心配しているからあれこれ言うのだけれど、ちっとも伝わらないし、親が思うように動いてくれない。」
「こちらから注意をすると、子どもがけんか腰になる。」
そんなお母さんの悩み多いですね。
親の気持ちが伝わらないもどかしさ・・本当につらいですよね。 どうすれば、子どもが親の気持ちに理解を示してくれるのでしょうか?
その前に、ちょっとまってください。もしかしたら、子どもも同じもどかしさを感じているのではないですか? 子どもにも、親に伝えたい、そして、理解してもらいたい。 なのにどう表現していいかわからないでモヤモヤしている。そんな気持ちがあるのではないでしょうか。
そこは、親として把握されていますか? 一方的に伝えたい気持ちをぶつける前に、親の側から子どもの気持ちをわかってあげようと、子どもの声に耳を傾けていますか?
心配される側の本音
ここはちょっと、私の体験を聴いていただけますか。
私が中学から高校に通っていたころ、私のおばあちゃんは、それはそれは心配症で、何かにつけて「心配だ・心配だ」が口癖でした。 それも、自分のことではないのです。人のことであれこれ心配して、それを口に出すのです。 正直言って、言われた本人がどうしようもできないこと、ましておばあちゃんがどうにかできるようなことでもないことを心配されても、本当にうっとしいばかりでした。
私のことを思ってくれるのは、本当はありがたいことなのかもしれません。 でも正直言って「心配するのはおばあちゃんの勝手だけど、もう、聞きたくない!!」と思って、聞くたびにイライラしていました。 でも、それを面と向かっては言えませんでした。 おばあちゃんの気持ちを考えて言えないというより、過剰な「心配」は私にとって、ただただプレッシャーでしかありませんでした。
でも、ある日ついに言ってしまったのです。
「おばあちゃんの言っていることは、おばあちゃんにも、私にもどうしようもないことでしょ! 心配しすぎだよ」と。
言ってしまった瞬間「あっちゃ~!」と思いましたが、後の祭り。 その時のおばあちゃんの顔は、今でも覚えています。 普段は優しいおばあちゃんですが、その時は口はへの字で、目が怒っていました。 何にも言い返してきません。 逆に怖くなって、自分の部屋にこもってしまいました。
何日か口を利かない日が続き、食事の時におばあちゃんがぽつりと「おばあちゃんは心配しすぎなのかねぇ」と一言。 わたしも、とっさになんて返したらよいかわからず「う~ん」と一言。 大好きなおばあちゃんだったのに、それからは、あまり会話も進まなくなってしまいました。
あのとき、どういう風におばあちゃんに言っていたら、機嫌を損ねることなく、私の感じている気持ちをきちんと伝えることができたのでしょうか。 おばあちゃんの孫を思う気持ちは、本当にありがたいことなのですが、その当時は一方的に「心配」を押し付けられて、うっとうしいという気持ちしか感じることができませんでした。
その後、ずぅ~っと、それが消化不良のように心に引っかかっていました。
【自分の感じていることをどう伝えれば、相手の気分を損ねることなく受け入れてもらえるのだろうか】
この体験が、その後の私にとって「人と対立しないで話し合える方法」に興味を持ったきっかけになる出来事でした。
広辞苑には、こうあります。
心配: ①心を配って世話をすること。心づかい。
②心にかけて思いわずらうこと。また、不安に思うこと。気がかり、愁え。
「心配」というのは、その人が自分の目の前の出来事をどうとらえているかによって違ってきます。 ある人にとっては何でもないことを、ある人は異常に不安に思ったりします。【心にかけて思いわずらうこと】は、「おもいわずらう」対象も程度も人によって全く違います。
ですから、そのギャップを相手にぶつけたとしても、相手には理解されないばかりか、うっとおしいとしか受け取ってもらえません。その結果「親はこんなに心配しているのに、子どもはちっともわかってくれない」というようなすれ違いが生まれるのも当然です。 まずは、自分が普段の生活で、子どもにどれくらい「心配だぁ」と言っているのか振り返ってみてください。
もし「心配」が口癖になっているなら、減らすことはできますよね。 あなた自身が相手の人から「心配だぁ」「心配だぁ」「心配だぁ」と言われていると想像してもらったら、キット言われる側の気持ちがわかるのではないでしょうか。
その「心配」が人知れず行っている【心づかい】であれば、相手に負担をかけることはないでしょう。 でもそれが【不安、気がかり】であるなら、相手に伝える前に、なぜそう感じているのかを整理して、その理由を一緒に伝える必要があると思います。
それはいったい何を心配しているのでしょうか? その心配は、子どもに伝える必要のあるものですか?
「あれこれ言う」
あれこれ「言っている」のは、もしかしたら子どもに一方的に「求めている」ではありませんか?
「思うように動いてくれない」
そもそも、中学生くらいになって、親の言うとおりにするほうが心配だと思いませんか?
普段の生活の中で、良く会話するほうだと思っている親子でさえ、子どもがどうしたいのか、どうしてほしいのかがわからないのは当然です。
なぜなら、あなたと、あなたのお子さんは、全く別の人格ですから。しかも、高校受験の時期に過ごす環境も、親の世代とは全く違ってきています。
ですから、お子さんのことで知りたいことがあれば、あれこれ言う前に、お子さんに聴いてみてはいかがでしょうか?
できることは一つ
- もし、スマホの使い方がわからないときは、だれにききますか?
- もし、ガスコンロの調子が悪い時は、どこに問い合わせますか?
- それとも、「なぜ携帯がうまくつかえないんだろう」とか「なぜガスコンロが使えないんだろう」とか、一人で悩みますか?
子どもの悩みは、子どものものです。たとえ生まれたときから見守ってきた母親でも、分かり得ないことではないでしょうか?
- 子どもの悩みの答えを持っているのはだれでしょう?
そうです。本人です。
だから、下手に心配するのではなく、子どもに聞いてあげましょう。そこで「聴き方」「問いかけ方」が重要になるのです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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